本サイトについて

本サイトの目的は、現在多忙を極める日本の医療。特に看護師さんにスポットをあて
看護師とはなんなのか?今、何が問題なのかを考えていくことが命題としております。

医療求人サイトにおける問題点や利点を洗い出すことで、最も需要があるとされている
看護求人・転職に役立つサイトを立ち上げることにいたしました。

基本的によく利用されている紹介会社を絞り、特色をまとめることで生涯働ける職場を見つけてもらえると思っています。

また、実際生の看護師さんからのお声も頂いております。
現状がよく分かるでしょう。今おられる環境と比較されると分かりやすいかと思います。

転職を考えた理由と転職の流れ

看護師の業務は大変です。そのため転職活動を楽にしたいと考えている看護師は多いはず。日々の業務の忙しさから転職活動をしている余裕が無かったり、転職のやり方がよく分からないという方とって、インターネット上から気軽に利用できる大手の看護師専門の転職支援サービスを活用しない手はありません。どんなに忙しくても転職サイトのコンサルタントに必要な求人情報の収集、応募、面接の日程調整、給与や待遇などの条件交渉を代行してもらえます。その他、転職に関する疑問や悩みを相談できます。

転職アンケートによる考察

あるアンケート調査では転職を考えた事があると答えた看護師は84.5%にも上りました。実際に看護師は毎年、10人に1人は離職する職業ですから、転職もごく普通に行われています。転職を考えた理由として多いものは以下の通りです。

・業務の忙しさ
・休暇が取りにくい
・給与が安い
・上司・先輩との人間関係
・同僚・後輩との人間関係
・ドクターとの人間関係
・スキルアップしたい
・他の分野に携わりたい
・結婚、出産、育児

実際の転職の流れは、まず「なぜ転職をするのか」をしっかりと考えて転職の理由を明確に語れるようにします。次にキャリアを整理していきます。これまで携わっていた業務やそこで身につけた知識、技術を書き出しましょう。そして、転職先のイメージをしっかりと考えて、希望する条件、待遇に優先順位をつけてメモしておきます。その後、転職サイトの担当のコンサルタントにしっかりと希望する転職サイトの担当コンサルタントに伝えます。応募、面接、内定までコンサルタントと連絡を取り合う事になるでしょう。退職には通常2~3ヶ月かかりますので、しっかりと業務の引き継ぎを行います。いつ、どこへ誰を訪れたらよいのかを事前に確認しておきましょう。

看護師 役割 転職サポートについて

看護師の役割が変化する中で転職サポートも変わりつつあります。たとえば2006年の診療報酬改定により7:1病床が急増しました。看護師の慢性的不足は相変わらず続き、求人数に関してはほぼ右肩上がりといった状態です。看護師の転職に関しては、2006年の段階で最新の転職情報を得る方法として、インターネットが一番多く、続いて看護師同士の口コミ、ハローワークの順番でした。その中でも転職サイトについて、当時は以下のようなサイトが混在していました。

1.会員登録して転職情報が掲載された掲示板のようなサイトで直接応募が必要なもの
2.会員登録して個人情報と勤務地、給与、希望する診療科を登録しておくと求人施設からスカウトメールが送られてくるもの
3.上記1、2の中間的なサイトで、求人施設と求職者の間にサポート会社が入り、お互いの希望にそってマッチングしてくれるもの

もちろん今でも1~3のサイトは存在しますが、看護師の転職サイトと行った場合、ほとんどが3に当てはまると言ってもよいでしょう。一般的に会員登録、利用ともに『無料』で、転職サポート会社のコンサルタントが求人募集の最新情報を伝えてくれるだけでなく、応募の手続き、面接の日程調整や条件・待遇交渉も代行してくれます。さらに一般には公開されない病院や施設の非公開求人の紹介、求人票だけでは分からない求人先の雰囲気、人間関係、残業や有給取得状況といった内部事情を教えてもらえます。

20代では半数以上がすでに転職サイトを利用しており、利用する・しないで転職の成功率が大きく変わるといって過言ではありません。したがって、転職する際には、まず優良な大手の転職サイトを利用することをおすすめします。

超高齢化社会が到来し、さらなる医療ニーズの急速の拡大に伴い看護師の役割は日々高まっているといってよいでしょう。たとえば、日本看護協会では看護師だけでなく保健師、助産師を含めチーム医療を推進しています。それとは別に今後は在宅医療ガ進むことで訪問看護師が増える事予測されます。そうなると患者さんだけでなく介護家族とも長く密接に関わってケアする必要があります。看護師の役割も患者さんだけでなくその家族の生活に合わせたケアが必要になるでしょう。

看護師を早く辞めたい?

看護師を早く辞めたいと考えている人は実は多いです。「看護職員の労働実態調査中間報告(自治労連の調査:2011年)」で、仕事を辞めたいと思う理由(上位3つまで選択)を聞いたところ、以下の結果になりました。

1位「人員不足で仕事がきつい」37.2%
2位「賃金が安い」29.5%
3位「休みが取れない」29.0%
4位「夜勤がつらい」28.3%
5位「医療事故への不安」19.7%

また「2013年看護職員実態調査(看護協会)」によれば、「看護師の仕事のイメージと実際」で想像していたより悪かった項目のワースト5が以下の通りでした。

1位「業務量の多さ」70.1%
2位「休暇の取得しやすさ」56.6%
3位「給与(安い)」55.2%
4位「労働時間の長さ」51.9%
5位「夜勤・夜勤対応の回数・時間」35.9%

勤務条件や労働環境の悪さが看護師を辞めたいと感じる理由のほとんどを占めているということです。逆に看護師の仕事の魅力として挙げられたのが、「一生続けられる」54.4%、「専門性の高い仕事である」52.7%、「転職・就職に困らない」51.6%です。

看護師の仕事の内容自体が嫌で仕方が無い場合は別ですが、今の職場を辞めても、看護師という職まで辞める必要はありません。働く場所を変えるだけで条件、待遇が変わるからです。

たとえば、看護大卒業後、病棟、クリニック勤務している人や訪問看護をやっている人がいたり、企業の保健師に転職したり、看護大学で教員として働いていたり、地域包括支援センターなら夜勤がなしで、残業が少なく基本、土日祝日年末年始休みで有給取りやすいなど働ける場所はたくさんあります。

看護師を辞めたいと思ったら、まずは今の職場より良い条件の職場を探してみるとよいでしょう。きっと今より良い職場が見つかります。