看護師転職求人統計調査

看護師の年収UPならナスプロ

看護師を早く辞めたいと考えている人は実は多いです。「看護職員の労働実態調査中間報告(自治労連の調査:2011年)」で、仕事を辞めたいと思う理由(上位3つまで選択)を聞いたところ、以下の結果になりました。

1位「人員不足で仕事がきつい」37.2%
2位「賃金が安い」29.5%
3位「休みが取れない」29.0%
4位「夜勤がつらい」28.3%
5位「医療事故への不安」19.7%

また「2013年看護職員実態調査(看護協会)」によれば、「看護師の仕事のイメージと実際」で想像していたより悪かった項目のワースト5が以下の通りでした。

1位「業務量の多さ」70.1%
2位「休暇の取得しやすさ」56.6%
3位「給与(安い)」55.2%
4位「労働時間の長さ」51.9%
5位「夜勤・夜勤対応の回数・時間」35.9%

勤務条件や労働環境の悪さが看護師を辞めたいと感じる理由のほとんどを占めているということです。逆に看護師の仕事の魅力として挙げられたのが、「一生続けられる」54.4%、「専門性の高い仕事である」52.7%、「転職・就職に困らない」51.6%です。

看護師の仕事の内容自体が嫌で仕方が無い場合は別ですが、今の職場を辞めても、看護師という職まで辞める必要はありません。働く場所を変えるだけで条件、待遇が変わるからです。

たとえば、看護大卒業後、病棟、クリニック勤務している人や訪問看護をやっている人がいたり、企業の保健師に転職したり、看護大学で教員として働いていたり、地域包括支援センターなら夜勤がなしで、残業が少なく基本、土日祝日年末年始休みで有給取りやすいなど働ける場所はたくさんあります。

看護師を辞めたいと思ったら、まずは今の職場より良い条件の職場を探してみるとよいでしょう。きっと今より良い職場が見つかります。