看護師の年収UPならナスプロ

いま全国的に看護師が不足しており、有効求人倍率が3倍前後の看護師ですが、人口の多い団塊の世代が75歳以上になる2025年問題を解消するために様々な施策が進行中です。

たとえば2014年度診療報酬改定で、重症患者向け病院を見直すことが決まったことの影響は大きいです。今後10年で7対1看護が激減することやICU（集中治療室）の一部がリストラされることは間違いありません。その代わり、超高齢社会に向け医療・介護施設や訪問診療、訪問看護ステーションが増加しします。したがって、病院で働く看護師が減り、介護施設や訪問看護師が増えていくでしょう。

さらに昨今の大学の看護学科新設ラッシュで、看護師が増加。看護職員（看護師、准看護師、保健師含む）の供給が進んでいます。そうなると、病院で働き続けられる看護師が減りことが予測され、もし病院で働きたいというのであれば、しっかりとしたライフプランを立て、キャリアアップ等を視野に入れて転職活動を行う必要が出てくるでしょう。